船橋市長　藤代孝七　様
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００１年３月２２日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　船橋市放課後ルーム指導員労働組合
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　委員長　小松崎　真一
 
              　　 2001年度事業開始に当たっての要望書
 
　2001（平成13）年度事業開始に当たって、以下の点を要望いたします。

１，労働条件の変更について
　来年度より、年間を通じて週休日が固定化されると聞きました。
　この「週休日の固定化」は、問題点があります。
　イ）週休日が固定されると、年次有給休暇の取得日が実質的に限定される。
　ロ）児童の少ない土曜日が週休日にならないことは不合理である。
　ハ）月から金曜日に勤務する臨時職員に比べて、非常勤職員の方が児童に接する時間が短くなる。
  今回の措置は労働条件の後退につながると同時に、非常勤職員指導員の勤務として合理性に欠くもの
と言わざるを得ません。
　以上の点から、次の点での改善を求めます。
　(1)労働条件の変更にあたっては、それぞれの職員や組合に対し誠実に説明すること。
　(2)「週休日の固定化」をやめ、従来どおり各職場の実情に応じて週休が取得ができるようにすること。
　(3)「週休日の固定化」を実施する場合は、柔軟な対応ができるようにすること。

２，職員の配置について
　３月15日付で職員配置の内示がありました。
　今回の配置に関して、次の意見を提出します。
　(1)事業開始初年度ということから、配置換えは最小限にとどめるべきであること。
　(2)職員の希望を考慮したうえで、一施設で２名以上の配置換えは避けるべきであること。

３，児童の入所申請に関して
　2001（平成13）年度の児童入所申請に対して、一部の児童に対して不許可の決定がされました。
　子どもたちの放課後・学校休業日の生活を守るという立場から、次の点の改善を求めます。
　(1)新年度申請期限を過ぎて３月に申請した場合、４月入所が許可されないことについて、市民、職員
　　に徹底すること。
　(2)希望者が入所できるよう、最善の措置を講ずること。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上